大阪本町の結婚相談所「ブライトウェディング」の林ゆかりです。
お見合いで、会話が続かない原因は大きく分けて2つあります。
一つ目は、話題をみつけることができずに沈黙が続いてしまう場合。
もう一つは、価値観をお相手に押し付けてしまうために会話が
止まってしまうというケースです。
前者は日頃のトレーニングと経験を積むことによって
会話術を身につけることができますが、後者の場合は問題です。
実際にあった例をいくつかご紹介しましょう。
【経営コンサルタントをしている高年収40代のA男さん】
散々、ご自身の自慢話をした後に
A男「ずっと雇われている人って無能だよね。
起業して人を雇う立場にならなきゃ」
彼女「・・・・・」
A男「どうしたの?そう思うでしょ」
彼女「でも、私の父は先日定年退職しましたけど同じ会社で
勤め上げるってすごいことだと思いますが」
A男「ああ、小さい。小さい」と吐き捨てるように言ったそうです。
もちろん結果は交際不成立です。
【独特の考え方の健康オタク30代会社員B男さんのケース】
簡単な自己紹介の後、さっそく健康の話題に。
B男「インフルエンザや風邪の予防にマスクなんて僕には
必要ない。昔は除菌なんてしなくても大丈夫だったでしょう?
今は除菌しすぎるからみんな抵抗力が無くなった!
菌は多少ついている方がいいですからね」
彼女「?????」
B男「僕は免疫力があるので絶対に病気にならないからね。
風邪をひいたり、癌になるのは自己管理ができていない
証拠ですよ」
これでは会話が続くはずがないですよね。
コロナ禍の今、B男さんもマスクを着用されていることを
願います・・・。
【20代容姿端麗のC美さん】
C美「結婚後、家事の手伝いについてはどう思われますか?」
彼「僕は、料理は苦手ですが、それ以外の掃除、
洗濯などは手伝えるかと思います」
C美「え~!一番大変なのがお料理じゃないですか。
イマドキの男性は料理ぐらいできないとダメだと思いますよ。
料理の手伝いができるように努力はしないのですか?」
彼「・・・・・」
価値観を押し付ける人の心理と特徴は、
プライドが高い。
優越感に浸りたい。
頑固で自分を曲げたくない。
逆に、現状に不満があったり、劣等感が強いため
相手を認めたくないという場合もあります。
コミュニケーションの基本は、
お相手の考えを『受け入れる』ということ。
一方的に価値観を押し付けるのではなく、
会話のキャッチボールを心掛けて、楽しいお見合いに
しましょう!!