センシティブな情報の伝え方について!

こんにちは

大阪本町の結婚相談所『ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。

センシティブ情報とは、個人情報の中でも特に慎重に取り扱うべき情報で機微情報ともいいます。

婚活におけるセンシティブな情報とは、宗教、健康面(病歴、現在治療中の怪我や病気)家族関係などが挙げられます。

話すタイミングですが、まだ交際が始まったばかりの段階ですと信頼関係ができていませんのでお相手にとっては、理解より驚きの方が勝ってしまい受け止めることができません。

数回のデートを重ねて信頼関係が深まった頃に、お相手の反応を観ながら分かりやすく説明をして理解や共感を得るように努めてください。

人間関係ができる前と、ある程度構築されてからでは、受け止め方が違ってきます。

では、具体的な伝え方をお話していきましょう。

1■信仰宗教を信仰している場合

先日、ある新興宗教を信仰している会員さんが同じ信仰の人と結婚しました。

彼女の場合、同じ信仰のお相手ということが希望条件でしたので、プロフィールに分かりやすく信仰について書いていました。

そのようなケース以外では。プロフィールに宗教欄がありませんので信仰していても書いていない人も多いようです。
お相手に入信を希望される場合は早めに打ち明けた方がベターと思います。

お相手やその家族に入会を強制しないけど理解して欲しいという場合は。少し仲良くなってから宗教に関する活動や考え方を丁寧に説明するようにしてください。

日本では、宗教に関する抵抗が強い人も多いようですので、一度の話し合いで理解してもらうのは難しいかもしれません。

決して価値観を押し付けるような言い方をしないでお相手からの質問にも分かりやすく答えるようにしましょう。

2■健康に関すること

持病を抱えている場合、病気に対する理解を持ってもらうことが必要です。
将来に向けてのプランや食生活などにも関わってきますので詳しく説明することにより誤解や偏見を減らすことができます。

また「生活習慣の見直しや適切な運動はしている」など、前向きな工夫もお伝えするといい良いと思います。
しっかりと話しを聞いて知識を得る姿勢も大切です。

■家族関係

家族との関係が複雑である場合、具体的な状況や関係性を説明することが大切です。
例えば、何らかの理由で両親やきょうだいと縁を切っているとか、結婚後に家族のお世話が必要であるなど、様々なケースがあります。

家族に関するセンシティブ情報を言い出しにくくて破局になったケースがありました。
彼が、障害のあるお兄さんの面倒を金銭的なことも含めてお世話していて、結婚後も続ける必要があるということを彼女に打ち明けずにいました。

そのことを彼のご両親にご挨拶に伺った時にお母さまから聞かされて大変ショックを受けたといいます。

その事実が受け入れられないということではなく、そのような大切なことを話してくれなかったことへの喪失感、寂しさを感じたことから破談になりました。
もう少し早い段階で打ち明けてくれていれば結果は違っていたかもしれません。

婚活において、今後の結婚生活にかかわってくるような内容でしたら打ち明ける必然性はあります。

センシティブな問題は、個人の価値観に基づくことですので、焦らずに時間をかけてお話しすることが大切です。

人によって考え方・価値観が異なるのですべてを受け入れてもらうこと、またすべてを受け入れることは難しいかもしれませんが、向き合って交際を深める中で理解しあえることもあるかと思います。

結果的にお相手が理解してくれない場合は結婚するのは難しいかもしれません。

その人とはご縁が無かったと思い、本当のご縁を求めて、また歩き始めてください。

時には『割り切りと潔さ』も必要かと思います。

ブライトウェディングは、あなたの婚活を応援しています!

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