こんにちは
大阪本町の結婚相談所『ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。
人はそれぞれ「パーソナル・スペース」を持っています。
「パーソナル・スペース」とは、コミュニケーションをとる相手が自分に近づくことを許せる自分の周囲の空間(心理的な縄張り)のことです。
具体的にどのような距離になるかといいますと、家族や友人など『親密な関係』が45cm以内、友人などと会話をする『個人的な関係』が45cm~120cm、
職場の同僚と一緒に仕事をするときなどの『社会的距離』は120cm~360cm、
そして公式的な場で対面するときの『公式的関係』なら360cm以上となります。
男女の関係では、短い距離に入ることができれば、恋愛対象として認識してもらえているか、相手に好意を持ってもらっているかどうかの目安になります。
お見合いにおいて、意識したいのが、このパーソナル・スペースです。
空間的なことだけではなく、心のパーソナル・スペースにも配慮しなくてはいけません。
男と女は、もともと持って生まれた脳の構造が違うため距離感も異なります。
では、婚活における男女の距離感で気を付けたいことをお伝えしていきましょう。
1【お見合いでのNG行為】
初対面であるお見合いの時に、お相手に自分の価値観を必要以上に押し付けたり、プライベートなことについて質問攻めにする人が、たまにいます。
受けた側は、人間関係ができる前に心の中に土足で踏み込まれたような気持ちになり拒否反応を示してしまいます。
何事においても段階を踏む必要があります。
人それぞれにパーソナル・スペースを持っていることを意識しましょう。
そして、お相手のパーソナル・スペースに踏み込みすぎないよう、上手く距離感をはかりながらお互いに心地良いコミュニケーションを目指してください。
2【交際に入ってからの距離感】
交際に入って間もない時期に、気持ちの温度差を感じるというご相談を多くお受けします。
男女の距離感は微妙に異なります。
男性は好みの女性と出会った場合、短時間で「この人と付き合いたい!」と思い、女性に答えを早く求めたりします。
しかし、女性の場合は「付き合いたい」と思うまでに、男性より時間がかかります。何度かお会いするうちに少しずつ好きになっていくものなのです。
お見合い後、お互いにもう一度会いしたいという気持ちが一致すると、相談所を通じて電話番号の交換をします。
その後、お2人でデートを重ねていくわけですが、始めの段階では「お付き合い=交際」というよりも「仮交際」といったニュアンスでしょう。
その段階で男性が急ぎ過ぎると女性はプレッシャーに感じて、せっかくのご縁が無くなることもあります。男性は、舞い上がらずに、焦らず落ち着いて行動してください。
そして女性は、お相手をチェックし過ぎるとチャンスを逃してしまいます。
自分と相手が今、どの状態にいるのかを意識して距離感を縮めていってください。
3【LINEや電話のタイミング】
距離感といえば、LINEや電話のタイミングが違いすぎる、どのぐらいの頻度でLINEをしていいのか分からないといったご相談もよくお受けします。
まだ、2人は始まったばかりなのでお互いの距離感が分からないのは当たり前です。
正直に、これまでの自分の距離感や、今後のLINEの頻度などの希望について話し合ってみてください。
仮交際の時期は、お相手との接し方や距離感がお互いに「探り合い」なのでギクシャクしがちです。
そこで、「違うな」と思っても、すぐに交際を終了するのではなく、思っていることを話し合ってみてください。
それは面倒で根気のいることかもしれませんが、お相手を頭から否定するのではなく肯定するという習慣を身に付けることが婚活を成功させるカギです。お互いに歩み寄る気持ちが大切です。
4【スキンシップのタイミング】
よくある失敗例として、気持ちが盛り上がりすぎた男性が、お見合いの別れ際に握手を求めたり、ファーストデートで、いきなり手を握ったり、肩や腰に手を回すというようなボディタッチをすることがあります。
しかし、まだ気持ちが追いつかない女性としては、一気に冷めてしまい交際終了を告げることになります。
かといって、いつまで経っても手を繋がないというのも問題です。
お互いの気持ちを確かめ合いながら前に進んでいくことが大切です。
好きな人と手を繋ぐと安心感や幸福感を得ることができます。
タイミングって本当に大事ですので心のアンテナをしっかり立てて、最高のタイミングをキャッチしてください。
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