こんにちは
大阪本町の結婚相談所『ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。
今回は「お相手選びの視点~類似性と相補性の法則」というテーマでお送りしましょう。
【類似性】
心理学では、趣味や嗜好が似た者同士のことを「類似性」といいます。
類似性の法則とは、自分と共通点のある人に親近感を抱くというものです。
例えば、出身地や出身校が同じである、加えて、好きなアーティストや応援している野球チームが同じなど、共通の趣味があると、どんどん話題が広がっていきますのでカップルになりやすい傾向にあります。
類似性のメリットは、共感度が高いので理解しやすい、トラブルやストレスが少ないので穏やかに過ごせるといったことなどが挙げられます。
逆にデメリットは、似ているためにお互いの短所が増幅されることがある、自分を見つめる機会を逃し、成長しにくい可能性があります。
続いて相補性についてお話しましょう。
【相補性】
「相補性」とは、違うタイプの関係のことをいいます。
相補性の法則とは、お互いに無い物を持っていると、強力にひきつけ合います。
磁石のプラスとマイナスがくっつくのと同じ原理です。
例えば、外見だと極端に背の低い女性が背の高い男性を好きになりやすかったり、内面ではおとなしい人が活発な人に惹かれたりします。
相補性のメリットは、お互いの欠点を長所で補い合うことができる、違う視点で物事を観るので視野が広がり大きく成長できるといったことなどが挙げられます。
相手の弱みを補うことで関係性が深まっていきます。
逆にデメリットは、話や考え方が違うところが多いため、合わないと思ってしまう、相手の欠点が目に付く、共通点が見いだせないという傾向にあります。
婚活においては、似た者同士である類似性が高い方が、相手に親しみを感じますので交際に繋がりやすいです。
交際希望の理由として「趣味や好きなことが似ているので楽しくお話しできました」というご報告をお受けします。
逆にお断りの場合は「共通項をみつけることができずに話が盛り上がりませんでした」という理由が多いです。
しかし、出逢った段階では類似性が強く働きますが、結婚生活においては、似た者同士だから上手くいくとは限りません。
分かりやすい例として、2人とも掃除が得意で料理が苦手だと補い合うことができませんよね。
結婚生活は相補性のカップルの方が、お互いの違いを認め、助け合うことができるため上手くいく傾向にあります。
そこで婚活において気を付けなくてはいけないことがあります。
仮交際に入って2回、3回お会いした後に「価値観の違いを感じるようになったので交際終了にしてください」というケースがとても多いです。
しかし、いくら類似性が高くてもすべての価値観が同じお相手はいません。
そこで、違う価値観について否定するのではなく「そんな考え方もあるんだ」という多角的な視点を持つことが大事です。
結婚では、違いを認め尊重し合えるとお互いに成長でき、強い絆を築くことができます。
似ている部分があって、さらにお互いにないものを持っているカップルが最高の組み合わせといえます。
そのような視点でお相手を選びましょう。
ブライトウェディングは、あなたの婚活を応援しております!
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