こんにちは
大阪本町の結婚相談所『ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。
男女の距離感は微妙に異なります。
どのように違うのかといいますと、男性の「恋愛感情カーブ」は頂点から下がっていく、女性のカーブは逆で、下から少しずつ上がっていきます。
一般的に男性は、お見合いでOKのお返事をいただくと、感情がピークに達してしまいます。一方、女性は「これからじっくりお相手を観ていこう」という冷静な気持ちでいます。
しかし、この距離感の違いを知らずに行動を起こすことによって上手くいかないことがあります。
では実際によくある失敗例を具体的にご紹介していきましょう。
1■早すぎるスキンシップ
気持ちが盛り上がりすぎた男性が、お見合いの別れ際に握手を求めることがあります。
2回目か3回目のデートの帰りに「今日はありがとう」と片手を差し出すというのなら分かるのですが、初対面のお見合いでは早すぎます。
まして、お相手はお断りのお返事かもしれません。
実際にあったケースですが、彼女は楽しく会話ができたので交際希望のお返事を出そうと思っていました。
ところが別れ際に彼が「握手してください」と言うと同時に手を強く握ってきて、急に気持ちが冷めてしまったということがありました。
また、ファーストデートで、いきなり手を握ったり、肩や腰に手を回すというようなボディタッチもNGです。
かといって、いつまで経っても手を繋がないというのも距離感が縮まりません。
お互いの気持ちを確かめ合いながら前に進んでいくことが大切です。
2■仮交際に入ってすぐのLINE攻撃!
距離感といえば、LINEや電話のタイミングが違いすぎる、どのぐらいの頻度でLINEをしていいのか分からないといったご相談もよくお受けします。
仮交際に入ってからすぐに男性から毎日何通も自撮りの写真や動画が送られてきて返事の内容に困ってしまうという事例が結構あります。
「マラソンが趣味の彼から『今日も走りました!』というメッセージと共に大量の汗をかいたドヤ顔のアップ写真が送られてきたというご報告が結構あります。
また、ダンスが好きな彼からは「踊ってみました動画」が毎日くるとか。
彼女は私に「見ごたえのあるカッコいいダンスではならいいのですが、ちょっとぎこちない動きなので、もう視聴するのに疲れました。交際終了でお願いします」と連絡してきました。
ちなみに彼は、クリーピーナッツの「Bling-Bang-Bang-Born(ブリンバンバンボン)を踊っていたそうです。
こういう行動をする人は情熱的で真っすぐなご性格で、悪気はなく自分の気持ちをアピールしたかっただけだと思います。
しかし、まだ気持ちが追いつかない女性側としては、一気に冷めてしまい交際終了を告げることになります。
まだ、2人は始まったばかりなのでお互いの距離感が分からないのは当たり前です。
これまでの自分の距離感や、今後のLINEの頻度などの希望について話し合ってみてください。
3■真剣交際に入った途端の束縛
真剣交際に入った後、ほとんどの方が平均2~3か月で成婚退会をされていくのですが、残念ながら真剣交際に入ってすぐに破局するカップルもあります。
最近、よくお聞きする理由は、お相手が自分だけのものになったと思い込んでしまうことからの束縛です。
これは男女ともにある事例です。
実際にあった例ですが、真剣交際に入ったとたんにお相手のスケジュールをすべて聞き出そうとし、友人とその日は約束していると伝えると、誰と何処で会うのかなどとしつこく問いただされたといいます。
また、服装について、自分好みの装いしかしてはいけないと強く要望されたという例もありました。
真剣交際とは、成婚に向けて二人の精神的な絆を深め、ご両家のご家族に認めてもらうための大切な期間であって、お相手を独占しようと束縛するための期間ではありません。
おそらく、プレ交際から真剣交際に進んだという嬉しさと安心感から起こる言動かと思いますが、これでは二人の距離を縮めるどころかお相手の気持ちはどんどん離れていきます。
そもそも、恋人や伴侶は自分の所有物ではないということを再認識してください。
男女の距離感の違いを知り、自分と相手が今、どの状態にいるのかを意識して距離感を縮めていってください。
心のアンテナをしっかり立てて、最高のタイミングをキャッチしてくださいね。
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