大阪本町の結婚相談所「ブライトウェディング」の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。
『6人の盲人と象』のお話を聞いたことはありますか?
ジョン・ゴドフリー・サックス氏による有名な詩に、6人の盲人が、目が見えないにもかかわらず象を見に行く話があります。
1人目の盲人は鼻をつかんで「蛇のようだ」と思い、2人目は耳を触って「うちわみたい」だと感じます。
3人目は足のあたりを触って「木に似ている」と言い、4人目は象の胴体に触って「壁のようだ」と感じます。
5人目は尻尾を握って「ロープみたい」と感じ、6人目は牙を触って「槍にそっくりだ」と主張します。
それから6人の盲人たちは長いこと大声で言い争い、それぞれが自分の意見を譲りませんでした。
全員の主張は正しいのですが、各自の触った部分が違うために全体を理解したことにはなりません。
そこで客観性と主観性の問題が起こります。
お見合いで大切なことは「客観性を失わないこと」。
お相手を一部分で評価してはいけません。
例えば、声が大きいとか幼稚な話し方をするとか、ネクタイの趣味が悪い、スカートの柄が悪い・・・・など、そういうところに目が行きがちですが、それが事実であっても、その人の全体を表しているわけではありません。
しっかりと相手の話に耳を傾けてお相手の全体像を掴むようにしましょう。
できるだけ多くの情報を掴んだうえで、自分と合うかどうか判断することが大切なのです。
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