婚活における「タイタニック・ラブ現象」とは?

こんにちは

大阪本町の結婚相談所『ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。

1997年に公開され、アカデミー賞作品賞を含む歴代最多タイとなる11部門受賞という偉業を成し遂げた映画『タイタニック』。

約25年経った今なお、日本の洋画歴代興行収入1位を守り続けています。

その『タイタニック』の特別版『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が、2023年2月10日(金)より全国の劇場にて2週間限定で公開されています。

婚活において、お見合い後、交際に入り何度もお会いしているにもかかわらず「お相手に対して恋愛感情が湧かない」というご相談を女性会員からよくお受けします。

お相手からは好きという気持ちを伝えられているけれども自分の気持ちはついていかない・・・。

それはお相手の気持ちの方が強いため、受け身になってしまい躊躇しているのかもしれませんね。

映画「タイタニック」では、パニックの中での究極のLOVEを描いています。

もし、タイタニックが沈まなければ、その愛は成立しなかったでしょう。
あの状況だから成立した恋=愛なのです。

なかなかお相手を好きになれないという人は、何かドラマチックなことで「決めた!!この人しかいない」という確信を持ちたいのかもしれません。

特に過去に燃え上がるような恋愛を体験した人や、逆に交際経験があまりなく恋愛ドラマや映画のヒロインに憧れているという女性もお相手にときめきを求める傾向にあります。

でも、何度、彼と会っても何も起こらないし、日常的なことばかりですよね。

心のどこかで「このままで良いのかしら」「他にもっと激しく愛せる人が現れるのでは?」と思ってしまっているのではないでしょうか?

「タイタニック」から生まれた「タイタニック・ラブ現象」のように、限定された環境の中で一番目立つ人に恋してしまうということは良くあることです。

ゲレンデでのスキーヤー、高波をくぐるサーファー、あるいはパーティ―などでモテモテの人・・・・。
他の人たちとの競争心もあおられて最高の人を手に入れたいという心理は自然な欲求といえるでしょう。

しかし、婚活においては、その後の人生を共にするために、ふさわしいかどうかは全く別のものです。
要は、自分に合うかどうかという視点が大切なので「タイタニック・ラブ現象」から抜け出さないといけません。

結婚相手として自分に合う人は、スリルを感じてドキドキしたり、極端にときめくのではなく、話しやすさや安心感を覚えることから始まります。

ですから、多くの場合、中身を知っていくうちに「好き」という感情が生まれて恋愛に発展するケースが多いです。

お相手を大切に思えるということも「好き」ということですので、その気持ちを大切に育てていくことが大切なのです。

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