婚活におけるパーソナル・スペース!

こんにちは

大阪本町の結婚相談所「ブライトウェディング』の林ゆかりです。
心理カウンセラーの観点から婚活を成功させるコツをお伝えしております。

新型コロナウイルのス感染拡大を予防するためにソーシャルディスタンスを取ることは、ずいぶん定着してきました。

ソーシャルディスタンスとは「社会的距離」という意味の言葉で、具体的にその距離は2Mとされています。
最近では、電車やバスの中でも、空いている座席があっても詰めて座る人が少なくなってきていますね。

この「ソーシャルディスタンス」については、皆さん、認識をされるようになりましたが、「パーソナル・スペース」について意識をされたことはありますでしょうか?

人はそれぞれ、「パーソナル・スペース」を持っています。
「パーソナル・スペース」とは、コミュニケーションをとる相手が自分に近づくことを許せる自分の周囲の空間(心理的な縄張り)のことです。

具体的にどのような距離になるかといいますと、家族や友人など『親密な関係』が45cm以内。
友人などと会話をする『個人的な関係』が45cm~120cm、。
職場の同僚と一緒に仕事をするときなどの『社会的距離』は120cm~360cm。
そして公式的な場で対面するときの『公式的関係』なら360cm以上となります。

男女の関係では、短い距離に入ることができれば、恋愛対象として認識してもらえているか、相手に好意を持ってもらっているかどうかの目安になります。

お見合いにおいて、意識したいのが、このパーソナル・スペース。
距離感は、おかれている状況により個人差はありますが、一般的には女性は男性より狭いとされています。

空間的なことだけではなく、心のパーソナル・スペースにも配慮しなくてはいけません。
初対面のお見合いの時や交際に入って間もないにもかかわらず、お相手に自分の価値観を必要以上に押し付けたり、プライベートなことについて質問攻めにする人が、時折います。

実際にあった例ですが、お見合いの時に男性から「どうしてあなたみたいに綺麗な人がまだ独身なのですか?以前、彼氏はいたのでしょう?どうして別れたのですか?」と唐突な質問。

ある女性は「プロフィールに年収が800万円と書いてありますが貯金はいくらぐらいありますか?」などと、かなりプライベートなことについていくつか質問をされたというご報告がありました。
まだ結婚も決まっていないのに貯金額を聞くのは失礼ですよね。

質問を受けた側は、人間関係ができる前に心の中に土足で踏み込まれたような気持ちになり拒否反応を示してしまいます。

それからボディタッチも要注意!

お見合いで意気投合したので、交際希望のお返事をしようと思っていた彼女ですが、別れ際に「握手してください」と言われると同時に手を握られて、急に気持ちが冷めたということがありました。
握手であっても、まだ早すぎましたね。

もう少し交際が進んでから、手を繋ぎたいときは「手を繋いでいいですか?」と素直に聞くと紳士的で、女性からも好感が持たれるかと思います。

何事も段階を踏む必要があります。

人それぞれにパーソナル・スペースを持っていることを意識しましょう。

そして、お相手のパーソナル・スペースに踏み込みすぎないよう。

上手く距離感をはかりながらお互いに心地良いコミュニケーションを目指してくださいね。

あなたの婚活を応援しております!

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