こんにちは
大阪本町の結婚相談所「ブライトウェディング』の
林ゆかりです。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
現在お見合いで利用するホテルのラウンジは
ソーシャルディスタンスが実施されています。
2人で利用する場合、
4人掛けのテーブル席に斜め向かい合わせに着席、
隣のテーブルは空席にするという徹底ぶりです。
つまり、元々の座席数の半分のみを利用する形と
なっています。
ソーシャルディスタンスとは
「社会的距離」という意味の言葉。
今回の新型コロナウイルスの様な感染症の拡大を
防ぐために人と人との距離のことを指しており、
具体的にその距離は2Mとされています。
最近では、電車やバスの中でも、
空いている座席があっても詰めて座る人が少なく
なってきていますね。
さて、人はそれぞれ、
「パーソナル・スペース」を持っています。
「パーソナル・スペース」とは、
コミュニケーションをとる相手が
自分に近づくことを許せる自分の周囲の空間
(心理的な縄張り)のことです。
具体的にどのような距離になるかといいますと、
家族や友人など『親密な関係』が45cm以内、
友人などと会話をする『個人的な関係』が
45cm~120cm、
職場の同僚と一緒に仕事をするときなどの
『社会的距離』は120cm~360cm、
そして公式的な場で対面するときの
『公式的関係』なら360cm以上となります。
男女の関係では、
短い距離に入ることができれば、
恋愛対象として認識してもらえているか、
相手に好意を持ってもらっているかどうかの
目安になります。
お見合いにおいて、意識したいのが、
このパーソナル・スペース。
距離感は、おかれている状況により
個人差はありますが、
一般的には女性は男性より狭いとされています。
空間的なことだけではなく、
心のパーソナル・スペースにも
配慮しなくてはいけません。
初対面のお見合い時に、お相手に
自分の価値観を必要以上に押し付けたり、
プライベートなことについて
質問攻めにする人が、時折います。
受けた側は、人間関係ができる前に
心の中に土足で踏み込まれたような
気持ちになり拒否反応を示してしまいます。
何事においても段階を踏む必要があります。
人それぞれにパーソナル・スペースを
持っていることを意識しましょう。
そして、お相手のパーソナル・スペースに
踏み込みすぎないよう、
上手く距離感をはかりながら
お互いに心地良いコミュニケーションを
目指してくださいね。